上のチャートはUSDJPYが先週閉じた状態です。
思ったより、アメリカの経済指標がはっきりしなかったので、どっちに動くか分からない状態でした。
そういう時はあまりドルストレートは手を出さずに、USDがあまり関係の無い通貨ペアでトレードします。
と、偉そうなことを言っていますが、私自身、アメリカの経済指標後、EURAUDペアでバッチリと損切になりました。
エントリーを積極的にしていった理由は、
・エントリーサインが出た
・金曜日の夜ということで値動きは割と大きくなりそうだな～と思った
・大きな経済指標（アメリカ指標）があった
・リスクリワードがしっかり取れそうだった
という理由ですね。
「損切上手な人」とは？
結論からお伝えしますと、リスクリワードがしっかりしている人です。
こんな気持ちは出てきませんか？
自分のルールに従って損切をちゃんと出来ていますか？
皆さんも経験があると思いますが、エントリー後逆行した時に、
・損切りを動かしてしまう
・損切りにかかりそうになったら、損切りを消してしまい、戻ってくるのを待つ
・損切分を少しでも取り返したいから、ナンピンをしてしまう
誰でも経験があるのではないでしょうか。
何故こういう事をしてしまうのか？
１、損失を確定したくないから
２、負けると金額的に結構なダメージを受けてしまう
３、「高勝率」を目指しているので、負けると実績的に目標勝率が保てないから（100％勝とうとする方等）
４、リスクリワードがしっかりしていないので、損失が出た時に取り返すのが難しいと思っている
当てはまる理由はありませんか？
これらの気持ちを出来るだけ無くすことが出来れば、損切がしっかり出来るということです。
解決方法
リスクリワードの良いトレードを心がけるしかありません
私がエントリーしている部分ではリスクリワードが少なくとも１：２以上になるだろう場合に限りエントリーしています。
結果的に上手くいった時は１：３程かそれ以上になります。
重要なのは、1，2回負けても次に勝てれば負けた分も取り返し、プラスに持って行ける様な部分でエントリーすれば良いのです。
そうすれば、エントリーに躊躇する理由も無くなり、損切にかかっても、次頑張ろうとなるわけです。
エントリー部分を見直す事で、精神的な負担を減らすことが大事。
私も以前100％勝てるエントリーポイントを見つけようと思っており、1回でも負けると、「これのやり方は駄目だ！！」とすぐにやり方を変えたりしました。
また、リスクリワードが１：１や１：１以下の場合、2回連続で負けると、次に3回連続で勝たないとプラスに出来ません。
その状態だと、2回連続で負けた後のエントリーでは負けるわけにはいかないので、損切を動かしてしまったり、一回で損失分を取り返したいと思い、ロットを上げたりして、それが大事故になり退場になったりしました。
そして「高確率手法」とは聞こえはとても魅力的ですが、意外と人間の心理にプレッシャーをかけ、心理的に負担になります。
精神衛生的に健康的なのは30％～50％程の勝率であっても、利益が出るやり方が良いと思っています。
高確率手法に越したことはありませんが・・・
最初は難しいかもしれませんが、自分にとって躊躇せずにエントリー出来る状況をいかに待てるかが大事だと思います。
・高勝率を目指す→負けてはいけない
・損失額が大きすぎる→負けると強烈なダメージ
・ノリ（理由が曖昧）のエントリー→損切位置が曖昧になり、損失額が大きくなる
を下記に変更していく
リスクリワードをしっかりし、負けても次にエントリーしたら損失額以上に取り返せる
という自信を持てるように狙い目を定めていく事が利益を出す一番の近道だと思います。
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