たまたま昨日のコアCPIでは良い感じの画像が取れましたので、経済指標の怖さと対処方法を書いていきたいと思います。
チャート確認
上の画像と全く同じですが再度貼り付けます。
まず2022年1月12日 22:30(日本時間)に発表されたコアCPIの結果です。
チャートの×(バッテン)時点で発表です。
<USD コアCPI結果>
前回:0.5
予想:0.5
結果:0.6
予想よりも良いので、ややではありますが、USDが上がってもおかしくない結果でしたね。(※ドルストレートは下がる)
経済指標の怖さ①「先入観」
先入観ですが、私がこの「コアCPI」の結果をリアルタイムで見ていたとしたら、チャートの水色枠の天井の部分で買いエントリー、そして水色枠の底辺の部分で損切りという形になるでしょう。
ですが、実際、指標結果が出てすぐにエントリーする方は15分足が確定するのを待っている人なんかいないかもしれません。
5分足や1分足を使う方が実際は多いかもですね。
そういう方はもっと早く損切りになってると思います。
経済指標は上がるのも一瞬下がるのも一瞬です。
今回の経済指標が少し良かった為、一旦下がって、「再度上がってくるだろう」と思った方も多いのではないでしょうか。
結果が出た一瞬はほんの少し上がったんですけどね。
こんなことになるかも?
もっと大変なのは「いつ上がるんだ?いつ上がるんだ?」と鼻息を荒くしている方は、
ちょっとでも上がると、乗り遅れまいと、ローソクが確定する前に入ってしまう人も
いるでしょう。
ですが・・・その場合は損切額は恐ろしい事になります。
この経済指標を基に売りを入れれる方は相当な実力者!!
何故なら、上がるかもしれないという結果からまさか売り注文を入れるなんて怖くて無理です!!
他の色々な理由から「USDは下がってくるかも」という予測は出ていましたが・・・まさかこの指標後にここまで下がるとはなかなか予想しにくいです。
指標の結果から先入観を持ってしまい(今回の場合は買い)、エントリー方向を間違えると、何度もエントリーし、結果的に損切額が大きく膨れ上がってしまいます。
上のチャートのそれぞれの色枠の辺りで何度も買いを入れてしまう人もいたのではないでしょうか。
そして枠の下部分で損切りですね。
経済指標の怖さ②「取り返し欲」
これもやっかいな所です。
経済指標で一度損切られると、この欲が出てくることが多いです。
大きく動く事が予想されますから、上手く流れに乗る事が出来たら、一瞬で損失を取り返せます。
さらには利益まで出せてしまうかもしれません。
どれだけ負けてもすぐに取り返せる、これが経済指標後の魅力ではあります。
が・・・
これが落とし穴
・ロットを張ってしまう
・何度も何度もエントリーしてしまう
・損切幅を大きくしてしまう
・経済指標を過信してしまい、損切を入れない
もう良い事ありません(TT)
大きい経済指標がある度にロスカットです(TT)
経済指標の対処方法
①大きな足の確定を待ってからエントリーする
私個人では4時間足が良いと思っています(冬時間なら朝方3時確定まで待つ)そこで決まった方向にエントリー
もちろん分かり易ければです。
※1時間足だと、ローソクが確定してもヒゲが出たりして、方向感が微妙な時がある
②経済指標発表時はチャートを見ない
チャートの前で動きを見ると変な欲が出ます。
※これが一番平和な解決方法
経済指標は取れれば大きいですが、負けるととんでも無い事になります。
稼ぎたいという気持ちはわかりますが、少し我慢が必要かもしれません。
未だに私も欲に駆られることが多く、この記事は私自身への戒めでもあります。
一緒に頑張りましょう(^^)v
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