先日から書き始めた
「Today-FX的 ダウ理論」シリーズです。
ダウ理論
(1)価格はすべての事情を織り込む
(2)トレンドは3種類から形成される
(3)主要トレンドは3段階から形成される
(4)価格は相互に確認される必要がある
(5)トレンドは出来高でも確認されなければならない
(6)トレンドは明確な転換シグナルが出るまで継続する
トレンドは3種類から形成される
今日は2つ目の
「トレンドは3種類から形成される」を
Today-FX的に説明できたらと
思います。
とは言っても
頭で理解するのは簡単ですが、
この理論を
「どう使うか」というのは
また別の話です。
とりあえず理論だけを言うと
大トレンド(長期・主要):1年~数年
中トレンド(中期):数週間~数か月(1年程)
小トレンド(短期):1時間~1ヵ月程
こんな感じです。
FXに当てはめると?
この理論は
FXではマルチタイムフレームに
当てはめられて説明される事が多いです。
なので上記の時間足では
説明出来ませんが、
理論をシンプルに
日足・1時間足で
説明していきたいと思います。
Today-FX的なので、
厳密では無い事をご容赦ください。
㊟使う時間足が別でも
やることは同じです。
日足で流れを見るなら
エントリーは4時間足か1時間足
1時間足で流れを見るなら
エントリーは15分足か5分足
という感じです。
チャート確認
まず日足を見て方向を定めます。
おお!!
よくわからないけど
US良い感じじゃん!!
ということで上昇トレンドですね。
㊟現在USは利上げのこと
ウクライナ情勢、コロナもありますので、
注視が必要な事はお伝えしておきます。
じゃあ上にエントリーしよう!!
と決めるわけです。
じゃあ、いつ入ろうかな~
という事で1時間足(小トレンド)を見てみます。
3、4日前に下降トレンドから
上昇に移っている感じですね。
実際は青の枠辺りで
上にエントリー出来れば
最高に良いですね。
この理論の使い方
現実問題、
下降トレンドが来ている中
青枠内で上昇でエントリーするのは
気持ち的になかなか難しいと
思う方もいらっしゃると思います。
このチャートを見ていると
出来なくはありませんが、
「どうしても気持ち的に
まだ下がるかも」
という気持ちはあると思います。
その為に損切があり、
ピンクのライン辺りですね。
上がれば利益は大きめです。
勝負しても良いかもしれません。
この理論の使い方②
日足を見て
上にエントリーする事は
決めました。
そして1時間足を見ました。
そうしたらもうすでに
上に上がってきています。
全てのトレードを
ドンピシャで入る事は
無理です。
「じゃあこの状況で
エントリーは無理なのか?」
ということですが、
そんなことはありませんね。
③チャート(現在)では
たまたま青の上の水平線を
ブレイクしそうです。
ここでエントリーし、
もしこのまま上がっていくのであれば
赤のラインのどちらかになるでしょう。
で損切はピンクライン
ですね。
じゃあ、何処まで上がるの?
という事ですが、
この時に
大トレンド(日足)を
再度見ます。
何も無ければ、
直近高値と重なっている
116円辺りですかね。
116円を抜けるかな~
それとも戻ってくるかな~
という事で、
大大トレンドの週足を見てみます。
この感じだと
どちらもあり得そうで、
どっちが優勢とも
言い難いですね(^^)
ということで
わかりません。
結論
「トレンドは3種類から
形成される」は
Today-FX的には
相場には
大トレンド、中トレンド、
小トレンドとがあり、
大トレンドで流れを見て
入るタイミングを
中・小トレンドで見ていくことで
損小利大を可能に出来る
という意味と捉えています。
㊟因みに例として使用した
USDJPYの今後の動向はわかりませんので、
それぞれで考えてお願いします。